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ニードル式の自毛植毛

ニードル式の自毛植毛は、韓国・国立慶北大学医学部のキム教授によって開発され、 1992年に「バンドル・ヘア・トランスプランテーション」として発表された自毛植毛法です。ニードル式は、「東洋人は、肌が黄色く白い傷跡が目立ちやすい」また、「一つの毛穴から生えている髪の本数が少ない」などの理由で、東洋人にあった植毛法といわれ特に日本や韓国で普及してきたそうです。 専用の注射器状植毛器の植毛針に毛穴単位で分割したグラフトをセットし、穴開けと移植毛の挿入を同時に行うそうです。

その際、セットする毛の本数や太さにに応じて、数種類の植毛針を使用します。移植する際にスリットを事前に作成する必要がなく、またグラフトを分割する際、毛根周囲の組織や頭皮を完全に取り除くなどの点がスリット式と異なります。ニードル式は、植毛針を使用し傷が残りにくく、植毛する際角度や方向が簡単に調整できるため、繊細なヘアーデザインや自然な仕上りが期待できるなどのメリットがあるそうです。

植毛は1930年代に日本の奥田医師が初めて報告したと言われているそうです。その後アメリカで男性型の脱毛症に対して初めての植毛(自毛植毛)が行われました。当時の植毛の方法はパンチ式と呼ばれるもので、10本程の毛髪の株(グラフト)をまとめて移植していく方法でした。パンチ式自毛植毛は1990年代まで植毛技術の主流でしたが、生え際の不自然さが残るのが難点でした。そのパンチ式による自毛植毛の不自然さを克服するために次々に技術革新が進みました。

ミニグラグトやマイクログラフトと呼ばれるより小さいサイズの株(毛髪1本〜4本程度)での自毛植毛が可能になりました。さらに植毛の研究が進み、フォリキュラーユニット(FU)と呼ばれる髪を再生させる組織である毛包単位による自毛植毛技術が開発され現在の自毛植毛で広く活用されています。植毛はその植毛する毛の種類(自分の髪の毛か、人工的に作った髪の毛か)によって「自毛植毛」と「人工毛植毛」に分けられますが、副作用の問題や頭皮・頭蓋骨への悪影響のため現在は自毛植毛が主流だそうです。

Category : 植毛の種類