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アメリカで人工毛植毛が法律で禁止された

人工毛植毛のメリットは手軽さとコストです。自毛を採取しなくてもいいので自毛植毛に比べ手術時間が短いですし、費用も安くなります。ただ人工毛植毛で心配なのが術後のアレルギー反応などのトラブルです。1990年代にアメリカで人工毛植毛が法律で禁止されたのもそのためです。最近の人工毛植毛の質はかなり向上しているとはいえ、異物を頭皮に埋め込むわけですから、どうしても安全面に心配があると思います。

その点、自毛植毛の場合は自分の毛髪を利用するので、人工毛植毛のような心配が少なく安心して受けられます。自毛植毛と人工毛植毛で最も大きな違いは術後に髪が生え続けるかどうかです。自毛植毛の場合、数ヵ月後には髪が伸び始め、通常の毛髪とかわらなくなります。それに対して人工毛植毛の場合は、当然ながら人工ですので伸びません。しかも人工毛は抜け落ちたり劣化したりするので、定期的な増毛、メンテナンスが必要です。初期コストは自毛植毛の方がかかりますが、長期的に見るとメンテナンスが必要な分だけ人工毛植毛の方が費用がかさむといえると思います。

かつらには全カツラや部分カツラ、ウィッグなど様々ですが、自毛植毛と比べたカツラのメリットはその手軽さにあります。もちろんカツラは自分の髪ではありませんが、装着すればすぐに薄毛・脱毛した部分を隠すことができます。自毛植毛の場合は植毛してもきちんと生え揃うまでに数ヶ月かかりますので、手軽に毛の薄い部分を隠したい場合はカツラの方がよいでしょう。また自毛植毛の場合、薄毛・脱毛の部分が大きくなると植毛が困難になりますし、費用もかかると思います。

特にまったく毛髪がない状態の場合は自毛植毛はできませんので、その場合はかつらを使用するとよいと思います。自毛植毛は植毛が定着すれば、後は自然に髪が生えるようになります。一度髪が生えてくれば後はメンテナンスの必要がありません。そういう点では自毛植毛は初期費用のみでできる増毛法であるといえます。それに比べカツラの場合は、定期的なメンテナンスが必要になるでしょう。

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